TATTOO MEANING

トランプのタトゥーの意味

トランプのTATTOOの意味とは?

トランプのTATTOO

トランプは「スペード」、「ハート」、「ダイヤ」、「クラブ」の4つのスートと呼ばれるマークがそれぞれ1から13まである合計52枚のカードとジョーカーを加えたもので、様々なゲームや手品などに使われます。

タトゥーデザインとしては、4つのスートのみを並べたり、トランプのカードそのものを扇形に並べたり、様々なものがあります。
ペアタトゥーで男性がキングの「K」で女性がクイーンの「Q」を彫られることもあります。
ゲームに使われる事も多いトランプは、勝敗や幸運と言った意味で選ばれる事も多いです。

現在日本で一般的なスペード、ハート、ダイヤ、クラブの4つのスートのトランプはフランス式(または英国式)と呼ばれる52枚+ジョーカーがセットになったもので、これは世界共通なのではなく、ハートやスペードのスートではなく剣や貨幣などが描かれたラテン式と呼ばれる合計40枚のタイプが一般的だと言う国も多いそうです。

トランプの意味や起源やデザイン

トランプの起源はとても古く、現在は中国が起源だと言う説が一般的で、中国で使われていた遊戯カードがイスラム圏を通り、欧州に伝えられたと言われています。

貨幣、聖杯、刀剣、ポロ用スティックの4つのスートが描かれていたカードは、欧州へ伝わった際にポロ競技が一般的でなかった為にスティックは「儀式用の杖」へと変わり、時を経て簡略化され、単純化されたマークがフランス式の4つのスートになったと言われています。

トランプの11(ジャック)、12(クイーン)、13(キング)にはそれぞれ人の絵が描かれています。
この絵札をよく見ると、顔の向きが異なって描かれています。

ジャックは絵柄のカードの中で一番ランクが低く、若い王族だとされます。
若いジャックにとってハート(愛)にとても興味があるので、ハートに顔を向けています。
ダイヤ(お金)には、それなりに興味があるので少しだけ顔を向けています。
クラブ(知識)にはあまり興味がないので、顔をそむけています。
スペード(死)には、若さからか全く興味がないので真反対を向いています。

次にクイーンですが、女性であるクイーンにとって美意識からか老いを嫌います。
老いを連想させるためかスペード(死)に対してのみ背を向けていますが、その他の3つのスートにはそれなりの興味を示し少し顔を向けています。

最後にキングですが、年を重ねそれなりの経験を経ています。
ハート(愛)には少しの興味を示し少し顔を向けています。
ダイヤ(お金)にとても興味を持ちダイヤに顔を向けています。
生きる上でのクラブ(知識)の大切さを知ってか、意識して少し顔を向けています。
スペード(死)は年齢的に近くに感じるのかも知れませんが、顔をそむけています。

それぞれの立場や年齢に合った描かれ方がされていて、興味深いです。

ルーレットとトランプとサイコロのタトゥー

平凡な人生に少しの興奮を与えてくれるギャンブル性のあるトランプゲームから、トランプのデザインを彫る事で一度きりの限りある人生を意識して今を生きると言ったメッセージを込める場合もあるでしょうし、幸運を勝ち取ると言った意味を込めて選ばれる事もあるかと思います。

トランプの手を読む事が出来ない様に、人生に何が起こるか予測する事は不可能だと言う事から、才能よりも産まれ持った幸運が大切だと言う意味もあるでしょう。

また、ギャンブルと言った意味だけではなく、シンプルでありながらも世界的に認識されたトランプのマークのデザイン的な美しさから選ばれる事もあります。

トランプのゲームの中でスペードのエースが一番ランクが高いため、「ツイテいる」、「幸運を得られる」と言う意味でスペードのエースだけをデザインされる事も多いです。

スペードのエースはまた「死のカード」とも言われ、死の前兆ともされます。
ツイテいる状態は、死と紙一重と言う事なのでしょうか。

大阪には大阪弁っぽい言葉がカードに書かれた「大阪弁トランプ」と言うものがあります。
「今年のアツはナツいなぁ~」「なんでやねん」など、ぼけとつっこみが書かれています。
4つのスートと数字は書かれていますので、普通のトランプとして使う事が出来ます。
ばば抜きなどで、カードをひいた時に、書かれた言葉を見ても楽しめそうですね。

トランプが象徴する意味:

  • 「勝利」
  • 「力」
  • 「栄光」
  • 「成功」
  • 「統率力」
  • 「達成」

トランプとサンドイッチ

パンにハムなどの肉や野菜を挟んだサンドイッチはトランプととても関係が深いのです。

その昔、サンドイッチ伯爵と言うイギリスの貴族がいました。
サンドイッチ伯爵はトランプゲームが大好きで、24時間ゲームに興じていたため、ゲーム中に手を離さずに食べられるものとして2枚のパンに牛肉をはさんだものを食べていたそうです。
この牛肉をパンで挟んだものが、伯爵の名にちなんで「サンドイッチ」と呼ばれるようになったと言われています。