TATTOO MEANING

薔薇(ローズ/バラ)のタトゥーの意味

薔薇(ローズ/バラ)と人類の結びつき

LUCKY ROUND TATTOOのピンクの薔薇のタトゥー

薔薇は男性にも女性にも人気があり、とてもポピュラーなタトゥーデザインの一つです。
バラの花の魅力とは一体何なのでしょうか?

人類と薔薇との結び付きは非常に古く長いです。
c 紀元前2000年頃には既に、薔薇のトゲについて語られている記載が残っているそうです。
古代ギリシャ・ローマ神話ではバラは愛と美と性を司る女神ヴィーナス(ウェヌス)と結び付けられています。

とても有名な絵画『ヴィーナス誕生』でも、海より誕生し大人の女性の姿で現れたヴィーナスにバラの花が吹き付けられています。
これはヴィーナスの誕生を祝福し、バラの花が舞っているのだそうです。
ヴィーナスの聖花はバラだそうで、その結びつきがよく現されています。

リアリスティックな薔薇のタトゥー

エジプトの女王クレオパトラも大変なバラ愛好家であり、
大切な客人を歓待する際は、バラの花や香油がふんだんに使われていたそうです。
中世のヨーロッパでは薔薇の美しさや香りが人を惑わすものとして、
キリスト教会によってタブーとされていました。
それ程までに人々を惹きつける魔力のような魅力があるとされていたと言う事でしょう。

薔薇(ローズ/バラ)の意味

LUCKY ROUND TATTOOの赤いバラと文字のタトゥー

薔薇(ローズ/バラ)には非常に多くの意味があります。
先ほどの美の象徴としての薔薇はもちろんですが、愛(特に純愛)など薔薇の花の色によっても捉え方は色々あります。

  • 赤:真実の愛、情熱、尊重
  • ピンク:優雅、上品、気品
  • 白:純粋さ、純白、若さ
  • オレンジ:熱狂、興奮、魅惑

などの違いがあり、 タトゥーデザインの意味としても非常に様々です。

黒薔薇のデザインも人気がありますが、薔薇の色素には黒は存在せず、黒薔薇と呼ばれているものは限りなく黒に近い濃赤色のバラなのだそうです。

LUCKY ROUND TATTOOの上腕への一輪の薔薇のタトゥー

ですが、トルコのハルフェティと言う地区の一部では、かなり黒い黒薔薇が咲いているそうです。
これはユーフラテス川流域の土壌特有のpH度合いが関係しているそうで、真っ黒く咲くのは夏のみで、春や秋には濃赤色に変わるのだそうです。
黒薔薇は再生、若返り、別れなどを表すとされています。

西洋でこれ程までにタトゥーが広まった理由ともされるセーラー(船乗り)達には、薔薇のデザインが多く見られます。
これは『港に残してきた妻や恋人達を思い出す為』だったとも言われています。
薔薇の花だけのデザインも多いですが、花の周りにツタをあしらってデザインする事も出来ます。
薔薇の品種は非常に多く、当スタジオのある大阪には秋に咲く「ローズ・オオサカ」と言う、燃えるような情熱的な赤い薔薇があり、大阪のバラ園などで愛でる事が出来ます。

薔薇(ローズ)タトゥーの動画

大阪の心斎橋にあるLUCKY ROUND TATTOOスタジオがカスタムでデザインをした、赤い薔薇や青い薔薇、ブラック&グレーやカラーやトライバルなど様々な色やスタイルのタトゥー画像をスライド形式の一つの動画にまとめました。
デザインを決める際の参考にしてみて下さい。

薔薇(ローズ/バラ)にちなんだ言葉

小さい薔薇のタトゥー

綺麗な薔薇には棘がある:外見の美しさばかりに目を取られていると、その美しさに隠された内面によって危険な目に会うと言われています。 綺麗な女性には裏があると言った意味で使われる事が多いですね。

TATTOOデザインとしては棘のある薔薇も、ない薔薇もどちらも描きます。
周りにツタを装飾しても可愛くなると思います。