LETTERING TATTOO DESIGN
Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)のタトゥーの意味
Mi Vida Loca(ミ・ヴィダ・ロカ)のタトゥーの意味とは?
Mi Vida Locaはミ・ヴィダ・ロカまたはミ・ビダ・ロカと読みます。
ミ・ヴィダ・ロカはスペイン語です。
直訳するとMiで私の、Vidaで人生、Locaでクレイジーとなり、「私の狂った人生」と言った意味になります。
意訳すると「一度きりの人生なのだから、普通に生きていてはつまらない。思いっきり人生を謳歌しようではないか!」と言った意味になります。
Mi Vidaだけだと、英語で恋人を呼ぶ時の「ダーリン」と同じ様な意味で使われるのだそうです。
恋人だけでなく、親しい友人などに対しても使う事はあるそうです。
Mi Vida Locaと言う言葉は、人生をどう生きるかと言う人生観とも結びつき、ラテン系の人々だけでなく、世界的に認識されている言葉でもあります。
Mi Vida Locaと言う文字のタトゥーを彫る場合も多いのですが、
三つの丸い点を三角形になる様に描いたデザインもMi Vida Locaを表すとされています。
英語でスリードッツ、スペイン語でトレスプントスと言って、ラテン系のギャング達の間ではMi Vida Locaはギャングとしての生き方にも当てはまり、それぞれの点(ドット)が大抵のギャングたちの行き着く先である「墓場」、「病院」、「刑務所」を意味するとして、「目の斜め下」や「親指と人差し指の間」に入れる場合が多いです。
多くのラテン系の人々は自分たちがラテン系である事を誇りに思っていて、その証として彫る事もあるそうです。
ラテン系のギャングの間でスリードッツのタトゥーが流行る前は、
元々はヨーロッパの刑務所内で彫る人が多かったのだそうです。
フランスの刑務所内では「警官に死を」と言った意味で用いられたそうです。
中にはある特定のチームの一員である証として、十字架と一緒に三つの点を描くギャング集団もいるそうです。
また三つの点がキリスト教で「父と子と聖霊」と称される「三位一体」の教理を表すとも言う説などもあります。
当タトゥースタジオのある大阪の大阪人はラテン気質と言われる事もありますが、「ミ・ヴィダ・ロカ」の人生観とも重なる部分があるのかもしれませんね。