LETTERING TATTOO DESIGN
Stay Gold(ステイ・ゴールド)のタトゥーの意味
Stay Gold(ステイ・ゴールド)のタトゥーの意味とは?
Stay Goldはステイ・ゴールドと読みます。
この言葉は文字のタトゥーデザインでも人気があります。
ステイ・ゴールドは英語です。
stayは「とどまる」、「(・・の)ままでいる」と言う意味の動詞で、Goldは「金色」、「金」と言う意味の名詞になり、二つを合わせて「金色のままでいる」「金のままでとどまる」となります。
意訳すると「輝き続ける」、「いつまでも輝いて」と言った意味になります。
常に自分の出来るベストを尽くして、キラキラと輝く太陽の様にいつまでも黄金色に輝き続ける様を表すとも言われています。
この英語の言葉はピューリッツァー賞を4度も受賞した事があるアメリカの詩人「ロバート・フロスト」の「Nothing Gold Can Stay」と言う詩が元になっていると言う説もあります。
フランシス・フォード・コッポラ監督作品「アウトサイダー」と言う映画の中でこの詩が使われていて、有名になったと言われています。
Nature's first green is gold,
Her hardest hue to hold.
Her early leaf's a flower;
But only so an hour.
Then leaf subsides to leaf.
So Eden sank to grief,
So dawn goes down to day.
Nothing gold can stay.
萌えいずる緑は黄金
うつろい易き色よ
萌えいずる葉は花
それも一瞬
やがて葉は葉に戻り
エデンは悲しみに沈み
暁は今日に変わる
黄金のままではいられない
この詩は「青春は過ぎ去り、純粋な心はいつかはなくなってしまう。」と言う事を語っているそうです。
映画の中で、主人公の友人が最後に「Stay Gold」と言い残して亡くなるシーンがあります。
子供の頃は誰もがみな夢を持ち、キラキラと輝く人生を送りたいと思っていた事でしょう。
ですが、周りの環境などによって自分の思い通りに行かない事も多くあります。
「Stay Gold=輝き続けろ」と言う意味の奥深くには子供はみな輝く黄金であり、いつまでも子供の頃の純粋な心のままであり続けたい、あり続けて欲しい。
そう言った願いも込められているのでしょうか。
スティービー・ワンダーなど、曲のタイトルに使われている事も多く聞いた事がある英語でもあるかと思います。
「Stay Gold」は欧米に限らず筆記体の文字のタトゥーも人気がありますが、右手の小指から人差指、左手の人差指から小指へと指に掘られる事も多いです。
当タトゥースタジオのある大阪の象徴でもある「大阪城」の天守閣は黄金の装飾が輝いていますし、大阪城を築城した豊臣秀吉は黄金好きが高じて黄金で出来た茶室を造ったとも言われています。
派手好きと言われる大阪人は、金に魅せられた人が多いのでしょうか。
そこには「Stay Gold=いつまでも輝き続けたい」と言う思いが籠っているのかも知れません。
その他のStayを使った英文
- Stay Real : ステイ・リアルは「リアルであり続ける、誠実であり続ける」と言った意味になります。
Pay money To my PainのKさんは「そのままで、ありのままでいてほしい」と言う意味を込めてこの言葉を彫られていました。 - Stay True : ステイ・トゥルーは「正直であり続ける・忠実であり続ける」と言った意味になります。
自分の気持ちや考え、信念にまっすぐ向き合いぶれずに前に進むと言った気持ちが込められる場合が多いです。 - Stay Strong : ステイ・ストロングは「強くあり続ける・強く生き続ける」と言った意味になります。
どんな困難な時でも打ちのめされそうになっても、くじけずにめげずに頑張ると言った自分へのメッセージや、東日本大震災時には「Stay Strong 強くあれ」と多くのメッセージが海外から届けられたそうです。 - Stay Young : ステイ・ヤングは「若いままであり続ける・若さを保ち続ける」と言った意味になります。
外見もそうかもしれませんが、内面の若さを意味する場合が多いでしょうか。若い時の行動力やバイタリティのあった自分を忘れないための言葉かもしれません。 - Stay Hungry, Stay Foolish : ステイ・ハングリー、ステイ・フーリッシュは「ハングリーであれ、愚かであれ」と言った意味になります。
スティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式に招かれ語ったスピーチの締めくくりに述べた言葉として有名です。挑戦することを恐れず、また世の中の常識に捉われるなと言ったメッセージとして紹介されています。