TATTOO MEANING

猫(ネコ)のタトゥーの意味

猫のタトゥーの意味とは?

LUCKY ROUND TATTOOの猫のタトゥー

猫は日本だけではなく世界的に、犬と並び古くからペットとして人気があり、タトゥーデザインとしても猫のシルエットやポートレートなど様々なスタイルで描かれています。

猫と人間との関わりは古く、約約9,500年前のキプロス島と言う地中海の島のお墓から、人骨と共に埋葬された猫の骨が発見されているそうです。
高位な人物の骨だったとされ、猫は宗教的に重要な存在だったと言われています。

古代エジプトは農耕社会であり、農業に携わる人々にとって、穀物を食い荒らしたり、また伝染病を媒介するネズミは害獣とされ、害獣を食べてくれる猫は益獣として大切にされる様になったのだそうです。
そこから猫は聖獣として崇拝されるようになり、国外への持ち出しが禁止される程だったのだそうです。
エジプト神話に登場する「バステト」は、当初はライオンの頭部を持った人間の姿で表されていた様ですが、ネコの頭部に変わり、その後は頭はネコで体は人間の姿で現され、猫の女神とされる様になったのだそうです。
病気や悪霊から人々を守護し豊穣のシンボルとされていたのだそうです。

古代エジプトからアジアを経てヨーロッパへと持込まれた猫は、害獣を退治する動物として珍重され、文化の中に浸透していきます。
当初は精霊として崇拝される存在でもあったそうですが、夜に目が光るなどの特性から魔女と結び付けられ、5世紀にカトリック教会が行った「魔女狩り」では、不吉の象徴として特に黒猫が捕らえられたのだそうです。
現在ではイギリスの猟師達の間では、黒猫を飼っていると海難事故に遭わないと言った説や、
スコットランドでは黒猫が玄関先にいると吉兆の印であると言った説や、
イタリアでは猫のくしゃみを聞けば、縁起が良い証拠と言った説などがあるそうです。

イスラム教ではイスラム教の開祖「ムハンマド」が猫好きだったと伝えられており、イスラム教徒の方で猫好きな人も多いのだそうです。

日本でも猫は農作物や蚕を食べてしまうネズミの害から守る目的で奈良時代頃に中国から伝わり、益獣として豊穣や冨の象徴とされてきました。
平安時代にはペットとして可愛がられるようになったのだそうです。

また日本では左右の目の色が、一方が黄色で他方が薄い青色などの「金目銀目」と呼ばれる猫は縁起の良いものとされ、珍重されていたのだそうです。

猫の睡眠時間は非常に長く、飼われている子猫は一日に20時間位眠るのだそうで、「寝子」と言う漢字が語源と言った説もあります。
日光東照宮の眠り猫は非常に有名ですが、よく見ると前足を踏ん張っており、寝ていると見せ掛けているだけで、実はしっかり起きていて徳川家康を護っていると言われています。
ですがこの説には違う見解もあり、最近の研究では猫は頭を地面につけずに寝ている時が熟睡している時であり、猫が熟睡できるほど平和な世の中であると言う事を表しているとも言われています。

縁起の良いシンボルとして、または可愛い飼い猫を思ってと言った意味で猫のタトゥーデザインを選ばれる方も多いです。

当スタジオのある大阪には日本初の猫カフェがあり、猫に癒されながら時を過ごす事が出来るのだそうです。
猫の肉球のプニプにとした感触はとても癒されますね。
肉球のデザインは「paw tattoo(パウタトゥー)」と呼ばれ、ワンポイントとして人気があります。

猫が象徴する意味:

  • 「機敏」
  • 「利口」
  • 「神秘的」
  • 「知性」
  • 「直観力」

猫にちなんだ言葉

LUCKY ROUND TATTOOの猫のシルエットのタトゥー

猫に小判:猫に小判を与えても、使うことが出来ない。貴重な物を与えても、使う本人にその価値が分からなければ、何の役にも立たないと言う意味です。
ですが、招き猫は商売繁盛のシンボルともされ、タトゥーデザインだけに限らず小判を手に持ったり、お腹に小判をあしらった招き猫を描く事もあります。

猫の手も借りたい:ネズミを捕る事位しか役に立たない猫の手も借りたいと言うことから、猫の手でも誰でも良いから手伝いが欲しいほど、目が回るほど忙しいと言った意味になります。