TATTOO MEANING

ハムサのタトゥーの意味

ハムサのタトゥーデザインの意味

大阪LUCKY ROUND TATTOOのハムサのタトゥー

タトゥーの魅力はその美的価値だけでなく、そこに込められた深い意味や物語にあります。
ハムサのタトゥーの意味を理解する事は、文化や時代を超えて受け継がれる精神や知恵を理解する事でもあります。

ハムサは神の手を象徴する古代中東のお守りの事です。
様々な信仰において守護の印とされ、ハムサを身につける事で幸運、幸福、健康をもたらすと信じられています。

世界の様々な地域で伝えられている民間伝承の一つに「邪視(じゃし)」というものがあります。
邪視とは何気なく見たものに不運を与えると言うジンクスです。
無意識でなく妬みや悪意を持って相手を睨みつけると、呪いを人々にかける力があると言うジンクスも邪視です。
中東や南ヨーロッパでは、青い瞳を持つ人間は故意または無意識に人々に呪いをかける力があると信じられています。
その邪悪な視線(邪視)から身を守り、幸運と健康、幸福をもたらすのがハムサなのです。

タトゥーデザインでよく彫られているハムサは、5本の指のうちの中指が一番長く、人差し指と薬指が同じ長さで、親指と小指が短く同じ長さのデザインです。
手のひらには目やダビデの星があしらわれているデザインも多いです。

ヘブライ語やアラビア語で「ハムサ」とは、数字の「五」を意味します。

ハムサを意味する数字の「5」の意味とは?

数字の「5」は手の5本の指や人間の持つ五感を象徴すると言われています。
ユダヤ教、イスラム教をはじめ、古代メソポタミア文明など様々な文化圏でハムサの存在が確認されています。
イスラム教において「5」は守るべき5つの義務や1日に行う礼拝の回数に通じ、信仰の根幹に関わる「聖なる数」とされています。
またイスラム教の預言者ムハンマドの四女で、慈悲深く人々から愛されたファティマの手を指すともされます。
ユダヤ教において「5」はモーセ五書に通じます。
またモーセの姉ミリアムの手とも呼ばれています。
いずれの宗教にとっても「5」は神の摂理を表す神秘的な数字として扱われているのです。

ハムサの目にはどんな意味があるのか?

ハムサのデザインの多くに見られる特徴は「目」です。
ハムサのデザインに目をくわえる事で守護の意味が大幅に増幅されると考えられています。
目に見えない負のエネルギーを跳ね返す強力な力を持ち、安心と平穏をもたらします。

ハムサの手は上向きと下向きで意味が変わるのか?

タトゥーでハムサのデザインを彫る際に手の向きによる意味の違いもあると言う説もあります。
ハムサの手が上向き(指が天を指す)の場合、悪に対する印と見なされます。
守護、強さ、力の象徴であり、ネガティブな負のエネルギーを退け、身につける者を守ると信じられています。
ハムサの手が下向き(指が地を指す)の場合、神の手を表すと言われています。
また、祈りが叶う事を意味する事もあります。
ただ向きの意味の違いは厳密に語られておらずハムサの飾りやジュエリーなど指が下向きのものも多くありますので、自由に選択されても良いかと思います。

ハムサの手のひら部分にあしらわれる事の多いダビデの星ですが、当タトゥースタジオのある大阪の心斎橋でも色々な建築で見る事が出来ます。
大丸心斎橋店は有名なヴォーリズ建築によるもので、ダビデの星を取り入れたデザインを沢山見る事が出来ます。

ハムサが象徴する意味:

  • 「守護」
  • 「幸運」
  • 「健康」
  • 「幸運」
  • 「成功」
  • 「力」