TATTOO MEANING
リボンのタトゥーの意味
リボンのTATTOOの意味とは?
リボンは蝶結びのリボンと、端を交差させたアウェアネスリボンが一般的にタトゥーのモチーフとして有名です。
サイズも小さなワンポイントから大きなものまで、様々なサイズでデザインする事が出来ます。
艶のあるサテン生地の様に素材感を出したり、細かなレースの様にデコレーションを加えたりするとイメージも異なり、また違った良いデザインとなります。
蝶結びのリボンはガールズタトゥーで人気のデザインの一つです。
女の子のキャラクターには蝶結びのリボンをつけて男の子と区別したりと、女性らしいデザインとして認識されています。
見た目にも可愛くキュートで、蝶結びのリボンのデザインを加える事で華やかな印象ともなります。
蝶結びのリボンは、端を引いて、結び目を解く事が出来るので、近代の女性解放を象徴するとも言われています。
結び目を何か周りからの抑圧と考え、その抑圧を解き放つと言った意味に近いのかも知れません。
日本では、贈り物に「のし」を添える事がありますが、のしで使用される紅白蝶結びは「何度でも結び直す事が出来る」と言う事で、何度あっても良い場合の贈答の際に使用するのだそうです。
蝶結びに結ばれたリボンのタトゥーには、「愛を結ぶ」や「人と人を結ぶ」と言った意味が込められる事も多いそうです。
中世のヨーロッパでは女性のウェストのくびれや胸の豊かさを強調するためにコルセットが使用されていました。
リボンを使ってウェストをきつく締めあげる事で、女性の肋骨は異様に変形していたとも言われています。
その一種病的な美しさからか、現代では締めあげられたコルセットのリボン部分をタトゥーデザインとして描かれる事があります。
アウェアネスリボンのタトゥーとは?
アウェアネスリボンとはリボンの端を交差させて環を作った様な形のリボンです。
エイズに対する理解と支援の象徴とする、赤いリボンを環状に折った「レッドリボン」が有名です。
ヨーロッパでは古くから病気や事故によって天寿を全うできずに亡くなった人々への追悼の意を込めて、このレッドリボンが使われていたそうです。
1980年代後半頃にニューヨークの芸術家や音楽家たちの間にエイズが広がり、死んでいく仲間たちへ追悼の意を込め、エイズへの深い理解と支援の輪を広げるためにこの習慣がレッドリボン運動として世界的に広まっていったと言われています。
現在ではこの形のリボンはアウェアネス・リボンと呼ばれ、リボンの色によって意味が異なります。
ピンクのリボンには乳がんの予防と啓発と言った意味があり、その他にもオレンジ、ブルー、パープルなど様々にあります。
当タトゥースタジオのある大阪の名所「通天閣」では、ピンクリボンやパープルリボンなどの運動の記念日に合わせてライトアップの色が変更されます。
ライトアップの色によって、意味を考えるきっかけになると良いですね。
リボンが象徴する意味:
- 「女性らしさ」
- 「縁」
- 「特別」
- 「寛容」
- 「運命」
- 「意思」
アウェアネスリボンの色による意味の違い
- レッドリボンはエイズに対する理解や支援
- ピンクリボンは乳がんへの予防や啓発
- ホワイトリボンは妊産婦と赤ちゃんの健康と命を守る、平和への祈り
- イエローリボンは戦地にいる兵士へ活動の成功と無事の帰還
- グリーンリボンは環境保護や移植医療への正しい理解
- ブルーリボンはインターネット上での言論の自由や北朝鮮拉致問題の解決
- オレンジリボンは人種差別の根絶や児童虐待防止
- シルバーリボンは精神障害や知的障害など障害への理解促進と偏見の払しょく
- パープルリボンは女性への暴力根絶や膵臓がんなど様々な病気への啓発と撲滅