TATTOO MEANING

熊のタトゥーの意味

熊のタトゥーの意味とは?

LUCKY ROUND TATTOOの熊のタトゥー

熊はアジアから北米、欧州に至るまで世界中の民間伝承や伝説に登場する存在です。
力強さだけでなく、獲物を追う速さも兼ね備えた熊はその圧倒的な存在感とカリスマ性によって、タトゥーデザインとしても同様に重要な役割を果たしています。
熊のタトゥーデザインを選ぶ前に、クマにまつわる神話や種類の違いについてさらに知る事で熊のシンボルの意味を深彫りされることをお勧めします。

熊が象徴する意味:

  • 「強さ」
  • 「勇気」
  • 「獰猛さ」
  • 「冷静さ」
  • 「気高さ」
  • 「忍耐強さ」
  • 「遊び心」
  • 「好奇心」
  • 「愛らしさ」

熊にまつわる神話や民話

ネイティブアメリカンの文化において、熊は力や強さの象徴としてだけでなく、癒しや再生など様々な観点から神聖視されている生き物の一つです。

プエブロ族の間では、一般的な東西南北に加えて、「天(上)」と「地(下)」を加えた六つの方角は世界観や宗教的な儀式において重要な意味を持っています。
熊は西を守る守護神とされています。

ズニ族は熊には癒しの力があるとして、石を彫って熊のお守りを作ります。そのお守りは身を守り幸運を招くとされます。

一部の部族の戦士は熊の爪の首飾りをつけ、力を強さを得るのだそうです。

また、様々なネイティブアメリカン部族には熊に関する多くのタブーが存在します。
子熊を連れた母熊を殺さないために、狩猟の時期を決めると言うのが一般的です。
一部の部族では熊を侮辱したり、特定の儀式にまつわる言葉以外で熊の名前を口にする事は、敬意を欠く危険な行為だとされます。

イヌ族では子供や未婚の女性が熊の肉を食べる事はタブーとされ、一部のアパッチ族は熊の肉を一切口にしなかったそうです。

母熊の献身的な母性愛は民話でよく取り上げられ、子熊のために自らを犠牲にする母熊や、人間の子供を養子にする母熊の姿が描かれています。
母グマは愛情深く、子熊を守る必要がある時には凶暴な側面を見せます。
家族を大切に思うお母さんたちが、ママベアのタトゥーを好んで選ぶのも当然ですね。

アイヌ民族ではヒグマは「キムンカムイ(山の神)」として崇められていました。子熊をとらえた際には1~2年ほど大切に飼育してから肉や毛皮をいただき、「イオマンテ」と呼ばれる儀式を行ってから魂を元のカムイの世界に返すのだそうです。

ギリシャ神話には、美しい乙女カリストーが女神ヘーラーの嫉妬をかって熊に姿を変えられてしまうと言う悲しいお話があります。

当タトゥースタジオのある大阪のグランフランとには高さ約3.5mもの超巨大な熊のアート作品があります。
口からピューっと水を噴き出していて、こちらはとても可愛らしいほっこりする様な熊さんです。
熊がアート作品のモチーフになる事も多いですね。

熊の種類の違いによる意味

ホッキョクグマ: ホッキョクグマは真っ白な毛皮が特徴です。愛らしいデザインで彫られるタトゥーも多いです。
地球上で最も過酷な気候に生息しているため、ホッキョクグマのタトゥーは人生の困難や試練に直面した際の強靭さや忍耐力を意味します。

ヒグマ: ヒグマのタトゥーは、力強さと自然の本能を象徴します。力強さ、回復力、勇気を象徴するヒグマが、大きく精巧なタトゥーのモチーフとしてよく用いられるのは当然のことです。
テールにより、ヒグマのタトゥーはこれらの威厳ある動物の尊厳と強さを伝えます。

パンダ: パンダを中国語で「大熊猫」と言うように、パンダも熊の一種です。
可愛らしいパンダは優しさや愛らしさを表現するタトゥーデザインの一つです。

熊にちなんだ言葉

熊がいるのに、足跡を探している: 熊が目の前にいるのに、熊の足跡を探している言う言葉はラテン語のことわざです。目の前にある明らかなものを見ようとしない、無駄な努力をするという意味になります。

二頭のクマは同じ穴では暮らせない: ロシア語のことわざで、同じ位の力を持つ同士では、争ってしまって一緒にはいられないと言った意味になります。日本語だと「両雄並び立たず」と言う同じ様なことわざがあります。