TATTOO MEANING

十字架(クロス)のタトゥーの意味

十字架(クロス)とキリスト教

LUCKY ROUND TATTOOの目を加えた逆十字の十字架のタトゥー

十字架はイエス・キリストが磔(はりつけ)られて処刑される時に使われた、二つの直線の板を直角に組み合わせたもので、キリスト教では最も重要な象徴だとされ、タトゥーでもデザインされる事がとても多いモチーフです。

元々の十字架の起源は古く、旧石器時代では、『土、水、火、風』の四元素を表していたのだそうです。

キリストは両手、両足首に杭を打ち込まれ、十字架に磔にされて処刑され、お墓に埋葬された3日後に復活を遂げた事から、キリスト教徒にとって十字架は、『復活の象徴』、『死の力に打ち勝った象徴』と言った意味があり、十字架に接吻をしたり、跪礼をしてとても大切に扱われています。
教会の屋根に設置されている事が多いです。

復活と言った意味以外にも、現代ではファッションとして身に付ける事も多いです。

十字架(クロス)の種類

LUCKY ROUND TATTOOの十字架に絡む蛇のタトゥー

十字架には沢山の種類がありますが、その中でもよく使われているのが次の3種類です。

  • ラテン十字(ローマ十字):縦棒が横棒より長く、縦棒の下部が上部より長い
  • ギリシャ十字:縦棒と横棒が同じ長さで中央で交差している
  • 八端十字:縦棒1本と横棒3本からなり、8箇所の軸端があるのが名前の由来

どれも人気のあるタトゥーデザインです。

ざっくりとした違いは
ラテン十字はローマ帝国のラテン語圏である西方ラテン世界を中心とするローマーカトリック教会(西方教会)を中心に用いられる事が多く、 ギリシャ十字はローマ帝国のギリシャ語圏である東方ギリシャ世界を中心とする正教会(東方教会)を中心に用いられます。
八端十字はロシア正教会やウクライナ正教会を中心に用いられます。

LUCKY ROUND TATTOOのトライバルと十字架のタトゥー

西方教会でもラテン十字と同じ位ギリシャ十字が用いられますので、どちらかと言うとギリシャ十字の方が一般的なのかも知れません。

ワンポイントとして小さくデザインした十字架や、背中一面に彫るものなど、形や大きさは様々にあります。

他にも『ケルト』と呼ばれる組紐模様を描いたスタイルがデザインされますが、ケルト十字(ケルティック・クロス)と呼ばれるよく知られた形があり、横線は地上世界、縦線は霊的世界、周りの円は太陽の様な終わりのない無限、永遠の神の愛や輪廻転生を表すとされています。
アイルランドでは見かける事の多いデザインです。

INRIとは

LUCKY ROUND TATTOOのトライバル柄の十字架のタトゥー

タトゥーでは十字架に磔られたキリストの像を描く事も多いですが、その際に十字架上部に『INRI』と刻まれたプレートを一緒にデザインする事もあります。
これはラテン語『IESUS NAZARENUS REX IUDAEORUM』の頭文字であり、日本語に訳すと『ユダヤ人の王、ナザレのイエス』と言う意味になります。
キリストの罪状であり、『自分はユダヤ人の王である』と名乗った事の罪と言う意味です。

イエスが十字架につけられた時にはヘブライ語、ラテン語、ギリシア語の3つの言語で頭文字でなくそのままの文章が書かれていたそうです。

八端十字架の一番上の横棒はこの「INRI」のプレートを意味すると言われています。

ロザリオとは

LUCKY ROUND TATTOOのロザリオの様な十字架の付いたアンクレットのタトゥー

また、タトゥーで用いられる十字架のデザインの中にロザリオがあります。。
十字架が一番下に取り付けられたロザリオは、カトリック教会のみで聖母マリアに祈りを捧げる際に用いられる宗教用具で、日本の数珠の様に、大きな珠ではこの祈りを唱え小さな珠では違う祈りを唱えると言った指示や、回数を数える用途で用いられたりします。

カトリック教会以外では十字架のネックレスをロザリオとは呼ばないそうです。

珠を繰って祈りを捧げる仕草が薔薇の花輪を編む形に似ている事から、ラテン語で薔薇の冠を意味する『rosarium』と言う名で呼ばれる様になったのが由来とされています。
自分を守ってくれるシンボルとして選ばれる事もあります。

日本の隠れキリシタンと十字架

江戸時代に日本では禁教令が出され、キリスト教徒の方達は隠れキリシタンとして密かに十字架を身に付けたりしていたそうです。
当スタジオのある大阪にある『野崎観音』として知られる『慈眼寺』の鐘の内側には十字架が刻まれており、隠れキリシタンのお寺として知られています。

十字架が象徴する意味:

  • 「キリスト」
  • 「自然」
  • 「希望」
  • 「愛」
  • 「人生」
  • 「女性」

十字架(クロス)にちなんだ言葉

LUCKY ROUND TATTOOの装飾のある十字架のタトゥー

十字架なくしては王冠はなし(No Cross, No Crown):これは英語のことわざです。
Crossは戦い、Crownは王冠と言う意味や Crossはキリストが歩んだ苦難、Crownは栄光と言う意味など 様々な捉えられ方があります。
ですが、どちらも日本語にすると『戦わずして王位を得ることはできない。』、『努力しなければ、報酬はない』と言った意味になります。
タトゥーで人気の言葉の一つである『No pain No gain』と似た使われ方をする事が多いです。