TATTOO MEANING
死神(グリム・リーパー)のタトゥーの意味
死神(グリム・リーパー)のタトゥーの意味とは?
死神はタトゥーデザインとしても選ばれる事が多いモチーフです。
死神と聞くと、死を招くとても不気味な存在としてイメージされる事も多いですが、死神にはどんなタトゥーの意味があるのでしょうか?
日本語では死神と言い「神」の一つとされていますが、英語では「Grim Reaper(grim=恐ろしい、reaper=刈り取るもの)」や「Death」と言い、神でもお化けでもない存在とされています。
死神はボロボロに痛んだ黒く長いフード付きローブを頭からかぶり、手には大鎌を持つ姿が一般的です。
ローブの中には不敵な笑みを浮かべた人間の男性の様なスカルが描かれます。
15世紀頃には既にこの姿で描かれているのだそうです。
死が近づいた人の前に現れ、手に持った大鎌で体から魂を切り離します。
死神に触れられると、痛みを伴わずに魂が体から抜け出るのだそうです。
不吉でダークなイメージの死神ですが、死神によって死を与えられると言うよりも、死を与えられた人の前に現れ、現世に彷徨える魂を死後の世界(天国か?地獄か?)へと導いてくれる大切な役割を持つ神の使いでもあります。
死神を見ると、死が近づいている印とも言われます。
ですので死神のタトゥーデザインを肌に彫る事で、死神に対して恐怖を持つのではなく死後の世界へと導いてくれるお守りの意味もあります。
「死」はすなわち輪廻転生や再生の意味も表す事から、死神にも同じ意味があります。
他にもMemento Mori(メメント・モリ)やCarpe Diem(カルペ・ディエム)の文字のタトゥーと同じ様に、死を常に意識し、「人生の短さや儚さ」や、「一日一日を大切にして精一杯生きる」と言った 様々な人生の教訓を思い出させてくれる意味もある様です。
事故や病気で生死の淵を彷徨った経験を持つ方などが、死に対して打ち勝った、死を乗り越えた事へのシンボルとして死神のモチーフを選ばれる事も多いそうです。
また、兵士の方の間では死を恐れない勇敢さと言った意味で死神のモチーフを選ばれる事もある様です。
当タトゥースタジオのある大阪のアメリカ村では、 死神の世界を舞台にして、マンガの「DEATH NOTE」とコラボして、物語の中に潜む謎を解き明かしながら脱出を図ると言うリアル脱出ゲームイベントが行われます。DEATH NOTEが描く死神の世界とは一体どんな世界なのでしょうか。
十字架が象徴する意味:
- 「勇気」
- 「勇敢さ」
- 「先導者」
- 「お守り」
- 「人生」
メキシコの死神(グリム・リーパー)信仰について
メキシコの宗教グッズなどのお店には、聖人たちの像に交じって、
守護聖人としての死神の姿の像を見かける事も多いのですが、これは「サンタ・ムエルテ信仰」と呼ばれる死神信仰なのだそうです。
アステカ文明の頃からの死への信仰がカトリック信仰などと融合したものとされ、長いローブを頭からかぶり、右手に大鎌、左手には地球儀を持った姿が一般的です。
最近ではどんな願いもかなえてくれる聖人として信仰する人が増えているのだそうです。