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【和柄編】縁起の良いタトゥーデザイン

タトゥーを彫る理由は人それぞれ様々です。
当タトゥースタジオの店名が「ラッキーラウンドタトゥー」と『ラッキー』がついているので、縁起を担いで当店を選んで頂いたと言うお客様もおられました。
タトゥーデザインを選ぶポイントとして「縁起の良さ」から選ぶ事もあるかと思います。
和柄で古くから人気の絵柄には縁起が良いとされるものが沢山ありますので、いくつか紹介したいと思います。

打ち出の小槌

打ち出の小槌のタトゥー
大黒様が手に持っていたり、昔話でも登場する打ち出の小槌。
打ち出の小槌を振れば、欲しいものが何でも出てくるそうです。
金や銀の宝物はもちろん、背が高くなりたいと願って振れば背も高くなる魔法の小槌です。

昇り龍

龍は中国から日本へと伝わった伝説上の生き物とされています。
中国で龍はあらゆる動物の祖である神獣とされています。
神としての龍が天へと昇るその姿は「運気が上昇する」として様々な意匠に用いられています。

鶴や亀

「鶴は千年、亀は万年」と言われてますが、どちらも長生きする生き物として長寿を象徴するめでたいものとされています。
実際には鶴は20~30年で亀は25~40年位なんだそうです。
鶴と亀を両方彫られたデザインよりも、どちらか一方だけを彫ったものが多いです。

元々、日本には生存していなかった虎は中国から伝わった動物だそうです。
日本で百獣の王と言えばライオンですが、中国では虎なのだそうです。
ことわざ「虎は千里行って千里還る」は「勢いが盛んで行動力があふれている」事を言いますが、それほど強靭な生命力を持つ虎は厄災を振り払う縁起の良い動物ともされています。
また張り子の虎は八方睨みで身を護る縁起物として飾られます。

タヌキ

タヌキのデザインとしては動物の狸よりも、信楽焼のタヌキの置物を彫っている方が多いです。
タヌキの置物も縁起物とされています。
タヌキの「他抜き」の語呂合わせから、お店の前に置いておくと他のお店よりも抜きんでて繁盛する事ができるそうです。
信楽焼の狸は頭に笠をかぶり手には徳利や通い帳を持った特徴的な姿をしていますが、この一つ一つには意味があり八相縁起と呼ばれている。
頭の笠は「思いがけない災難を避ける」、徳利は「人徳を得る」などです。

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